千葉県八千代市が「電子印鑑GMOサイン」の導入を決定

紙で行っていた契約を電子化し、効率的な行政サービスに

GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)が「電子印鑑GMOサイン」について、千葉県八千代市(以下、八千代市)に導入されることを8月1日に発表した。

八千代市ではDXにおける最新の動向を的確に捉えた取り組みを推進し、市民サービスの向上や行政事務のDXを進めていくため「八千代市DX推進方針」を、2023年12月に策定した。

今回、「GMOサイン」を導入することで、これまで紙で行っていた契約を電子化し、印刷・製本・郵送にかかる時間や手間を削減。無駄を省いたより効率的な行政サービスを実現する。

試験利用で利便性と安全性を両立することを確認

「電子印鑑GMOサイン」はクラウド型の電子契約サービスで、契約の締結から管理までをワンストップで行える。印紙税や郵送費の削減、契約締結にかかる手間の軽減や時間の大幅な短縮などに加え、契約書の電子データには電子署名と併せてタイムスタンプが付与できるなど、高度なセキュリティ対策が講じられていることも特徴の1つ。

署名タイプとしては一般的な「メールアドレス等により認証を行う立会人型(契約印タイプ)」と、「電子認証局による厳格な本人認証を行う当事者型(実印タイプ)」に加え、ハイブリッド契約(送信元は当事者型・相手方は立会人型)にも対応。

書面の暗号化による安全性も確保されていることに加えて、マニュアルなどを利用せずとも直感的に署名を行えるシンプルな操作画面であること、電子契約を初めて利用する相手方も安心して利用できる。

八千代市においても試験利用などによって、利便性と安全性を両立しながらの行政業務の効率化が確認できたことから今回、導入の決定に至った。同市によれば、まずは契約課の一部の契約から利用を開始し、全庁的な利用を目指して段階的に展開していくとしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

GMOインターネットグループ プレスリリース
https://www.gmo.jp/news/article/9077/

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