『Bill One』が「請求書テンプレートカスタマイズ機能」を強化

“出会いからイノベーションを生み出す”をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社が8月22日、『Bill One』の「請求書テンプレートカスタマイズ機能」を強化したと発表している。

請求書は様式が企業によって異なることがあり、取引先の“指定請求書”の様式に沿って提出が求められることもある。そのため発行企業側においては、指定様式に沿って請求書を作成することに加え、取引金額や税額などを一件ずつ手入力するなど、作業負担が大きくなっていた。また、様式を変更する際には、作成システムの改修コストも発生していた。

このような課題などを受けて今回、同機能で請求書の記載項目やレイアウトをより自由にカスタマイズできるようにし、各取引先が求める様式の請求書作成、メール送付などを完結できるようにした。

『Bill One』は請求書受領や請求書発行などといった各領域における経理課題を解決するインボイス管理サービスで、請求書に関する業務やコミュニケーションなどといった請求書関連業務をデジタルで完結。請求書業務に関する法制度改正にも対応し、請求書にまつわる業務負荷を大幅に削減する。

今回の「請求書テンプレートカスタマイズ機能」の強化によって、これまで対応していなかった印影表示、請求書の条件に応じた支店印や本社印などを使い分けることを可能にした。レイアウトや文字サイズ、色の自由な調整、記載事項の変更もできるようになった。

これにより、各取引先が求める様式の請求書作成から発行までの業務を効率化。毎月の請求業務において手間がかかっていた請求書発行業務の工数も削減する。また、発行する請求書情報の一元管理も可能となる。

今後は「仕入明細書機能」にも、記載内容やレイアウトを高い自由度でカスタマイズしたテンプレート作成機能が実装される予定だ。

（画像はプレスリリースより）

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0822.html