三十三銀行が営業DXサービス「Sansan」を全行導入

営業生産性の向上・顧客コミュニケーションを強化へ

Sansan株式会社が営業DXサービス「Sansan」について、株式会社三十三銀行(以下、三十三銀行)に全行導入されたと8月23日に発表している。

三十三銀行では各行員が名刺を紙ベースで管理するアナログな状態が続いており、接点情報・人脈情報が十分に共有できていない状況があった。中期経営計画の中で“DX推進による営業スタイルの変革”を掲げ、さまざまなDX施策を推進しており、同営業DXサービスを活用することによって、属人的かつアナログな業務を改善し、営業生産性の向上・顧客コミュニケーション強化を図るべく今回の導入に至っている。

同営業DXサービスでは、名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、それを全社で共有できるデータベースの構築ができる。また、企業情報や商談をはじめとする営業活動情報も一元管理が可能だ。三十三銀行においても同営業DXサービスを活用することにより、全行員が持つ名刺や面談履歴といった接点情報の蓄積・共有が可能となり、属人化やアナログな業務を解消する。

また、AI活用の独自の名寄せ技術などもあり、キーパーソンの人事異動や受注につながる企業、カギになる商談履歴など、接点情報を正確かつ最新の状態に保てるため、受注確度の高い企業抽出を行った上での営業活動の実施や、営業の生産性の向上にもつなげられる。

名刺情報に企業情報や人事情報などを自動で付与

「Sansan」ではデータ化された名刺情報に企業情報や人事情報などを自動で付与するため、一度データベースに登録すれば常に最新の顧客情報の確認が可能。名刺交換やメールのやりとりから誰と誰がつながっているのか可視化され、これまで埋もれてしまっていた人脈に気付けるようになる。

三十三銀行は同営業DXサービスによって効果的なアプローチ、顧客コミュニケーションの拡充と、組織全体での営業力強化を実現するとしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0823.html

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