30を超える通知物をデジタル化し、郵送費削減にも成功
xID(クロスアイディ)株式会社が、提供するデジタル郵便サービス「SmartPOST」について岐阜県下呂市(以下、下呂市)に導入され、郵送費用の削減などにつながっていると8月22日に発表した。
「SmartPOST」はデジタルIDアプリ「xIDアプリ」と連携し、自治体から住民への通知をデジタル化するデジタル郵便サービスだ。
住民本人へ通知物を確実に届けられるデジタル郵便受けと、自治体向けデジタル郵便(通知)管理サービスを提供し、住民はスマートフォンで自治体からの通知物をいつでも・どこでも受け取りが可能。自治体においては既存の郵送業務フローを大きく変更することなく、紙とデジタルの通知物の送り分けができるほか、郵送コストの削減にもつなげられる。
下呂市では政府の「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用し、出産・育児に関する通知を中心に2023年から「SmartPOST」を活用した「デジタル通知活用促進事業」を推進。子育て世帯向けを中心に30を超える通知物をデジタル化し、郵送料や人件費についても累計で約300万円(2024年3月時点)の郵送費の削減に成功した。
15歳以上の市民の32%以上がデジタル郵便受けに設定
下呂市においては15歳以上の市民の32%以上、こども園の保護者世帯の90%以上、小中学生の保護者世帯の68%以上がデジタル郵便受けでの通知物の受け取りを設定。「デジタル通知アンケート」(2024年3月12日更新)では、健康・医療などの分野の通知物に関してもデジタル化を求める声があることが分かった。
こういった声などを受けて今後は、サービスを活用して更なる通知物のデジタル化を進めていく予定。xIDは自治体の業務効率化・住民の利便性向上の両立に向けて、同サービスの効果を最大化できるよう導入後のサポートも行っていく方針を示している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
xID株式会社 プレスリリース
https://xid.inc/news/214
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