SB C＆Sが「企業の生成AI開発と利活用に関する意識調査」を実施

SB C＆S株式会社が、1月16日から3月16日にかけて企業の情報システム担当者・エンジニア161人、ビジネスパーソン178人を対象に、「企業の生成AI開発と利活用に関する意識調査」を実施。その結果を8月27日に発表した。

同調査で『ChatGPTに関連した勤務先の導入・検討状況で、近いものを選択してください（単一回答）』としたところ、「ChatGPT（自社用にカスタマイズ）を導入済み・導入検討中」が全体の23.3％。

「ChatGPT（一般・共用）を導入済み・導入検討中」が20.1％、「自社専用ChatGPT基盤を導入済み・導入検討中」が17.1％で、全体の60.5％が「導入済み又は検討中」と回答したことが分かった。

また、『開発リソースが必要となった際には、どのような形で利用することが多いですか（単一回答）』と質問すると、「クラウドメイン」が全体の45.3％などとなった。

『AI開発や活用にあたっての課題として当てはまるものを3つまで選択してください（複数回答）』としたところ、「AIの費用対効果の想定が難しい」が24.7％で最多。

「AI関連を担う能力のある人材が社内で育成できていない」が20.8％、「AI関連を実現する上で社員のITリテラシーが不十分である」が17.6％などと続く結果が得られている。

『AIの開発や活用にあたり、どのようなサービスや支援であれば利用したいですか』と聞くと、「導入時の技術的サポート・支援」が18.8％。

「用途別開発基盤案内（クラウド・オンプレを含む）」が5.3％、「オンプレ開発基盤トライアル・PoC」が3.4％、「開発基盤設計を含むオンプレ基盤導入支援」が3.0％などで、技術的サービスや支援があれば利用したいとする人が30.5％に上ることも分かった。

出典元：SB C＆S株式会社
（画像はプレスリリースより）

SB C＆S株式会社 プレスリリース
https://cas.softbank.jp/attempt/240827_01/