Ubieが「医師の働き方改革に関する意識調査」を実施

労働時間の短縮の効果1位は「タスク・シフト/シェア」

Ubie株式会社が8月9日から8月22日にかけ、病床20以上の病院に勤務する医師を対象(有効回答数:272人)に「医師の働き方改革に関する意識調査」を実施。その結果を8月29日に発表している。

同調査において『「医師の働き方改革」で労働時間は短縮されましたか』と質問したところ、「短縮されていない」が全体の68.1%。「多少短縮された」が19.8%、「短縮されたと感じる」が12.1%となった。

「多少短縮された」や「短縮されたと感じる」と回答した人に、『具体的にどのような施策により労働時間の短縮が実現されましたか』と聞くと、「タスク・シフト/シェア」で「効果大」が18.5%で最多。「医師の夜間業務の見直し」が17.3%、「教育カンファレンスや回診の効率化」が12.7%などで、効果が「大きい」と感じている割合は最大でも18.5%にとどまり、いずれの施策も効果が限定的であることが窺える結果となっている。

職場のDXの実現度合い、「普通」が45.9%で最多

働き方改革の推進に必要なDXについても調査を行っており、『職場でのDXについて、どの程度実現できていると感じますか』と質問したところ、「普通」が45.9%で最多。

「あまりできていない」が34.9%、「全くできていない」が16.5%であった一方で、「かなりできている」が2.2%、「非常にできている」が0.4%という結果となっている。

また、『医師のために導入されているDXにはどのようなものがありますか』と聞くと、「医療情報連携システム」が最も多く38.6%。

「問診AI」と「診断支援AI」、「スマートフォン」が同率で17.28%、「電子カルテや検査画像の閲覧などが可能なアプリ」が16.91%、「遠隔画像診断システム 遠隔病理システム」が15.07%などといった結果が得られた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

Ubie株式会社
https://ubie.life/

Ubie株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000048083.html

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