JIIMA認証「電子書類ソフト法的要件認証制度」を取得
アガサ株式会社が「Agatha」について、JIIMA認証「電子書類ソフト法的要件認証制度」を取得したと、8月27日に発表している。
「Agatha」は、医療・ライフサイエンス業界向けクラウド型文書管理システムで、医療業界における臨床研究・治験の文書や、ライフサイエンス業界におけるGxP対象の文書保存・管理が可能。各文書などをメンバー間連携や部門間連携、ほかの施設との連携、企業間連携、グローバル連携ができ、ペーパーレス化や業務の効率化・属人化の解消につなげられる。
今回、同システムが市販されているソフトウェアやソフトウェアサービスが電子帳簿保存法の第4条第2項の要件を満たしている場合に、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が発行するJIIMA認証「電子書類ソフト法的要件認証制度」を取得した。
電子帳簿保存法対応ソフトウェアをチェックして認証
「電子書類ソフト法的要件認証」制度は国税関係書類の内、決算関係書類や取引関係書類の発行や控えなどを保存する電子書類システムなどを、安心して利用してもらうために設けられたものだ。
電子帳簿保存法では、国税関係書類をコンピュータで作成して紙で発行する際の控えなどを電子データとして保存する必要がある。電子データを保存する市販ソフトウェアおよびソフトウェアサービスが電子帳簿保存法の保存要件を満たしているのか、JIIMAがチェックして認証の可否を行う。
「Agatha」には、利用している製薬企業や医療機関から医薬品の治験/品質関連文書だけでなく、管理部門で発生する契約書や請求書なども同システム上で一元管理したいといった声が寄せられていた。
そこで今回、「電子書類ソフト法的要件認証制度」を取得。これにより電子帳簿保存法に対応した形で、契約書や請求書などの取引関係書類を「Agatha」で電子保存できるようにした。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
アガサ株式会社 プレスリリース
https://www.agathalife.com/news/jiima_20240828/
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