GMOインターネットグループが「GPUクラウド利用実態調査」を実施

47.2%がGPUクラウドを「今回初めて知った」

GMOインターネットグループ株式会社が7月11日から7月12日にかけ、国内企業のIT部門責任者・担当者1,128人を対象に「GPUクラウド利用実態調査」を実施。その結果を8月29日に発表している。

同調査で『GPUクラウドサービスの認知』について質問したところ、「今回の調査で初めて知った」が全体の47.2%で最も多い回答割合となった。

職種別に見るとAI/機械学習エンジニアでは「今回の調査で初めて知った」が全体のわずか13.0%だった。研究開発部門の技術者・研究者では50.8%、システム開発・運用担当者では49.0%などとなり、AI/機械学習エンジニア以外への浸透が課題となっていることが分かった。

『GPUクラウド・サーバーの利用率』について調べると、「GPUクラウドサービスを利用している」が全体のわずか5.4%、「GPUサーバーをオンプレミスで利用している」が2.9%などといった結果が得られている。

サービス提供元は「海外サービス」が全体の89.7%に

前述の質問で「GPUクラウドサービスを利用している」や「GPUサーバーをオンプレミスで利用している」と回答した人に、『利用用途(複数回答)』を聞くと「生成AIモデルの開発」が60.6%、「生成AI以外でのAIモデル学習や機械学習」が51.1%と、AI関連で利用されているケースが多くなっている。

また、『利用中のGPUクラウドサービスの提供元』について質問したところ、「海外サービス」が全体の89.7%、「国内サービス」が10.3%と大きな差があることも分かった。

『利用・検討で重視する項目』を聞くと、IT担当者全体では「データセキュリティ」が49.5%で、実際のGPU利用者では66.0%。IT担当者全体では「利用料金」が49.1%で、実際のGPU利用者では35.1%などといった結果が得られた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

GMOインターネットグループ株式会社 プレスリリース
https://www.gmo.jp/news/article/9133/

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