ヒューマンが企業の「DX推進状況と課題」について調査を実施

成熟度レベル「全社戦略に基づく部門横断的推進」が1位

教育事業を展開するヒューマンアカデミー株式会社が7月25日から7月30日にかけて、民間企業に勤める人事・研修担当者300人を対象に「DX推進状況と課題」について調査を実施。その結果を8月29日に発表している。

同調査において経済産業省が提示する「DX推進指標」をもとに、「未着手」であるレベル0から、部門での取り組みであるレベル1からレベル3、全社での継続的な取り組みであるレベル4とレベル5の6段階の「DXの成熟度レベル」を調べた。

『「DXの成熟度レベル」だと、会社の「DX成熟度」はどのくらい?』と質問したところ、レベル3「全社戦略に基づく部門横断的推進」が全体の32%で最も多く占めた。

レベル2「一部での戦略的実施」が25%、レベル1「一部での散発的な実施」が22%、レベル4「全社戦略に基づく持続的実施」が13%、レベル5「グローバル市場におけるデジタル企業」が5%で、全体の97%がDXに取り組んでいることが分かっている。

具体的なDX推進1位「文書の電子化・ペーパーレス化」

『IT・DX推進に関して、会社で取り組んでいるものは?また、今後取り組む必要があると思うものは?(それぞれ当てはまるもの全てを回答)』と聞くと、現在取り組んでいるものは「文書の電子化・ペーパーレス化」が70%で最多。

「会議や打ち合わせなどのオンライン化」が69%、「テレワークの実施」が59%などと続き、具体的なDXの取り組みは業務プロセスの改善がメインとなっていることが分かった。

今後取り組む必要があると思うものは「文書の電子化・ペーパーレス化」が最も多く45%。次いで「セキュリティ対策の強化」と「ChatGPTやAIの活用」、「デジタル人材の採用・育成」が同率の40%、「会議や打ち合わせなどのオンライン化」と「テレワークの実施」が同率の36%などとなった。

(画像はプレスリリースより)

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ヒューマンアカデミー株式会社 プレスリリース
https://www.athuman.com/news/2024/20814/

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