全体の66%が紙文書の処理に月6時間以上かかると回答
製造業の従事者向けのWebメディア「現場改善ラボ」を運営するTebiki株式会社が、8月19日から8月23日にかけて、現場改善ラボ会員のうち製造業に従事する143人を対象に「ペーパーレス化推進状況の実態調査」を実施。その結果を9月26日に発表している。
同調査で『紙文書の処理に割いている時間』について質問したところ、「月に5時間未満」が全体の33%、「月に6時間から10時間」が32%、「月に11時間から15時間」が10%、「月に15時間以上」が24%で、全体の66%が月に6時間以上も処理に時間を要していることが分かった。
『紙文書により生産性の低下を感じること』を聞くと「よくある」が37%、「ときどきある」が46%で、「ある」と回答した人が合計で83%に上っている。
また、『活用頻度の多い紙文書(複数回答)』について質問すると、「製造日報・点検表」43%、「マニュアル/作業手順書」が28%などとなり、現場帳票の活用頻度が多いことが分かった。
ペーパーレス化で成果をだしているのは全体の24%
『ペーパーレス化を進める1番の目的』について質問したところ、「生産性改善や業務プロセスの効率化」が41%で最多。
「データを可視化して分析から改善活動に活用」が24%、「紙の保管スペースや管理の手間の削減」が23%などと続く結果が得られている。
『ペーパーレスへの取り組み状況』について聞くと「取り組んで、成果がでている」が全体の24%、「取り組んでいるが成果がでていない」が27%、「取り組みたいと考えている」が33%などとなった。
また、『ペーパーレス化を考えている方が優先的に電子化したい文書』について質問すると、「製造日報や点検表などの現場帳票」が全体の66%で最も多くなった。
出典元:現場改善ラボ「製造業のペーパーレス化推進状況の調査」(運営元:Tebiki株式会社)
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Tebiki株式会社
https://tebiki.jp/
現場改善ラボ お役立ち情報
https://tebiki.jp/genba/useful/paperless-manufacturing/
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