テックタッチが『大企業のSaaS活用に関する実態調査』を実施

大企業のSaaS導入率は74.1%

テックタッチ株式会社が8月23日から9月9日にかけて、大企業(従業員数1,000人以上)の情報システム担当者522人を対象に、「【2024年版】大企業のSaaS活用に関する実態調査」を実施。10月22日にその結果を発表した。

同調査で『勤務先ではSaaSを導入していますか』と質問したところ、「はい」が全体の74.1%、「いいえ」が11.9%、「わからない/答えられない」が14.0%といった結果が得られた。なお、2023年に行われた調査では「はい」が74.7%で、今回もほぼ同水準となったことも分かっている。

『SaaSの中には、導入したものの十分に使いこなせていない/使っていないSaaSがありますか』と聞くと、「かなりある」が全体の18.6%、「ややある」が42.1%などとなった。2023年の調査では「かなりある」が15.5%で、比較すると3.1ポイント増加したことも明らかとなった。

使っていない理由1位「複雑なシステムの分かりにくさ」

前述の質問で「かなりある」や「ややある」と回答した人に、『十分に使いこなせていない/使っていない理由を教えてください(複数回答)』としたところ、「複雑なシステムの分かりにくさ」が46.0%で最多。

「マニュアルの作成・修正ができる従業員不足」が45.1%、「従業員が意図した通りに使ってくれない、定着せずに想定通り使っていない」が40.4%などと続く結果が得られている。

なお、2023年調査の結果では、「従業員が意図した通りに使ってくれない、定着せずに想定通り使っていない」が32.3%で、比較すると8.1ポイント増加していることも分かった。

「かなりある」や「ややある」と回答した人に、『「十分に使いこなせなかったSaaS」の再活用のためにどのような対策を行っていますか(複数回答)』と聞くと、「勉強会・研修会の開催」が最も多く46.4%などとなった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

テックタッチ株式会社 プレスリリース
https://techtouch.jp/news/20241022saas-research/

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