阪部工業がクラウド型設備保全システム『MENTENA』を導入

部署を越えた情報共有とデータ管理などが可能に

八千代エンジニヤリング株式会社のグループ会社である八千代ソリューションズ株式会社(以下、八千代ソリューションズ)が、阪部工業株式会社(以下、阪部工業)へのクラウド型設備保全システム『MENTENA(メンテナ)』の導入事例を10月25日に公開した。

阪部工業は鋳鉄製品の製造から加工までを一貫して手掛けるものづくりメーカーであるが、保全履歴の記録や検索に手間がかかり、過去のデータを十分に活用できていなかった。また、設備台帳や予備品の在庫管理も担当者の経験や記憶に依存しており、在庫過剰による無駄や発注漏れの発生リスクなどがあった。

こうした課題を解決すべく『MENTENA』を導入。過去の作業履歴や使用部品のフリーワード検索が可能となり、履歴の検索にかかる時間を大幅に削減。これにより、2つの工場の保全を担当するスタッフの業務効率が改善されたほか、製造部門も保全履歴を確認できるようにすることで部署を越えた情報共有とデータ管理を可能にしている。

月間12時間以上の残業時間の削減という効果も

『MENTENA』は、設備管理における脱エクセルやペーパーレス化を実現するクラウド型設備保全システムで、作業効率化と点検履歴の管理をサポートする。初期費用がかからない定額制で、属人化を防ぐナレッジマネジメントを実現や、情報共有・コミュニケーションを効率化するためのプラットフォームの構築など、支援体制も充実している。

製造業やビルメンテナンス、ガス・電力業界などに加え、設備保全業務の効率化といったニーズがある顧客に幅広く導入。特に設備保全情報の一元管理というメリットを提供できることが強みだ。

阪部工業では1か月のトライアル期間を経て本格導入し、現在2か月目となるが、保全グループの業務効率化の結果、月間12時間以上の残業時間の削減という効果も得られている。

(画像はプレスリリースより)

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