LIFULLが「LIFULL社内における生成AIの活用調査」を実施

66.4%が「業務効率化できて業務の質も向上」

株式会社LIFULLが9月2日から9月9日にかけて、LIFULL単体従業員(正社員・契約社員:有効回答数649人)を対象に、2023年10月から2024年9月までの1年間の生成AI活用に関して「LIFULL社内における生成AIの活用調査」を実施。その結果を10月29日に発表した。

同調査で『生成AIの活用効果』について質問したところ、「業務効率化できて業務の質も向上した」が全体の66.4%。

「業務効率化できたが業務の質は向上していない」が15.6%、「業務効率化できていないが業務の質が向上した」が0.9%といった結果が得られている。

業務効率化時間は「4時間未満」が43.3%で最多

『生成AIの活用度(職種別)』について調べたところ、「エンジニア」が96.3%で最多。「デザイナー」が96.1%、「マーケティング」が86.5%、「バックオフィス」が84.3%、「ミドルオフィス」が77.8%、「営業」が74.9%などと続く結果が得られている。

「エンジニア」と「デザイナー」は業務オペレーションに生成AIを組み込むことなどによる効果で、ほぼ100%活用できている状況であることが分かった。また、一般的に活用障壁が高いと考えられる「バックオフィス」や「営業」でも、前者が84.3%、後者が74.9%と活用できており、全社的な活用取り組みにおける浸透効果も現れている。

また、『業務効率化時間(1か月あたり)』について聞くと、「4時間未満」が最も多く43.3%。次いで「4時間以上」が20.2%、「8時間以上」が18.5%などとなった。

「4時間未満」が最も多く前回調査(2023年10月から2024年3月)と比べて6.8ポイント増加しているが、「8時間以上」創出できている従業員も全体の18.5%に上り、こちらも前回調査比で4.8ポイント増加していることが分かっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社LIFULL プレスリリース
https://lifull.com/news/39363/

関連するタグ
レスペーパーNEWS
関連するワード

生成AI