スノーピークが「生産現場システム導入の失敗に関する実態調査」を実施｜レスペーパーJP

2024.11.14 レスペーパーNEWS

不満や課題を感じた点、1位は「システムの操作が複雑」

株式会社スノーピークビジネスソリューションズが、10月4日から10月5日にかけ、生産現場システムの導入に関わり、導入に不満や課題を感じた経験がある製造業・運送／輸送業・卸売／小売業（従業員数100人以上）の会社員110人を対象に、「生産現場システム導入の失敗に関する実態調査」を実施。その結果を11月12日に発表した。

同調査で『生産現場システムは現場でどの程度利用されていますか』と質問したところ、「業務全体を通じて、ほぼ毎日活用されている」が42.7％で最多。

また、『導入やその後の運用において当初の想定とどのように違ったか、不満や課題を感じた点を具体的に教えてください（複数回答）』とすると、「システムの操作が複雑だった」が最も多く52.7％。「現場の業務フローに適合しなかった」が36.4％、「システムの動作・処理能力に問題があり、期待したスピード感が得られなかった」が35.5％などと続いた。

想定と違った原因は「目的とシステム要件のミスマッチ」

『生産現場システムが想定と違った原因は何だと思うか具体的に教えてください（複数回答）』としたところ、「果たしたい目的とシステム要件のミスマッチ」が50.0％で最多。「システム会社ベンダーとのコミュニケーション・連携不足」が42.7％、「現場の意見や要望の反映不足」が41.8％などといった結果が得られている。

また、『導入する場合、システム会社選びでどのようなポイントを重視したいと思いますか（複数回答）』と聞くと、「現場の声をよく聞いて必要なものを作ってくれること」が最多の49.1％。「製造の仕事をよく理解し、臨機応変に対応してくれること」が43.6％、「導入後もしっかりサポートしてくれること」が40.9％などと続いた。

出典元：株式会社スノーピークビジネスソリューションズ
（画像はプレスリリースより）