テックタッチが『大企業における「2025年の崖」への対応に関する実態調査』を実施

レガシーシステムの割合、「50~60%未満」が最多

テックタッチ株式会社が8月23日から9月9日にかけて、レガシーシステムが残っている大企業(従業員数1,000人以上)の情報システム担当者528人を対象に、『大企業における「2025年の崖」への対応に関する実態調査』を実施。11月13日にその結果を発表している。

同調査において『運用しているシステムのうち、レガシーシステムが占める割合を教えてください』としたところ、「50~60%未満」が16.1%で最多。「70~80%未満」が13.8%、「60~70%未満」が12.7%などとなり、半数以上の大企業において運用しているシステムの中で、レガシーシステムの占める割合が50%以上となっていることが分かった。

『最もレガシーシステムが残存している領域を教えてください』とすると、「基幹システム」が最も多く54.5%。次いで「業務支援・情報系システム」が17.4%、「管理業務系システム」が12.9%などとなっている。

73.8%がレガシーシステムの刷新を進めていると回答

『「2025年の崖」に対策するためにレガシーシステムの刷新を進めていますか』と質問したところ、「既に進めている」が全体の30.0%、「一部進めている」が43.8%、「まだ進めていないが、計画は立てている」が9.3%などとなり、全体の73.8%がレガシーシステムの刷新を進めていることが分かっている。

また、「既に進めている」や「一部進めている」、「まだ進めていないが、計画は立てている」と回答した人に『2025年の崖に対応するため、レガシーシステムに対してどのような対処を検討・予定していますか(複数回答)』と聞くと、「既存システムから新規システムへの完全な移行」が57.3%で最多。

「既存システムから新環境への置き換え」が37.9%、「既存システムを元にした置き換え」が37.2%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

テックタッチ株式会社 プレスリリース
https://techtouch.jp/news/20241112_2025digitalcliff/

関連するタグ
レスペーパーNEWS
関連するワード

2025年の崖