群馬県庁が『workhub』とスマートロックを導入

鍵を持ち運ぶ時間などが職員の負担に

株式会社ビットキーが、シームレスなワークプレイス体験を実現するコネクトプラットフォーム『workhub』とスマートロックについて、群馬県庁の会議室21箇所に導入されたと、11月19日に発表している。


群馬県の庁舎ではこれまで職員が会議室を利用する際に鍵を貸しだす運用を行っていたが、複数階に会議室が点在するほか、11階の財産有効活用課の窓口1箇所のみで鍵の貸し借りの対応(所属部署や名前を確認)をしていたことで、鍵を持ち運ぶ時間などが職員の負担となっていた。

そこで業務の効率化を図るべくスマートロックの導入を検討した結果、県庁のWi-Fiを使用せずにLTE通信で利用ができるセキュリティの高さや、将来的に県職員の利用するOutlookカレンダーと連携できることなどが決め手となり、『workhub』の導入を決定した。

98.0%がスマートロックで「便利になった」と回答

『workhub』の導入によって各課にカードキーが配布され、鍵の受け渡しのための移動時間を削減。急な会議の際にもスムーズに会議室にアクセスできるようになった。鍵の受け渡しや記録表への記入、アナログな作業がなくなり、職員の負担の大幅な軽減につながっている。

群馬県庁では導入に先立ち一部の会議室で試験運用が行われ、利用者へのアンケートを実施。『スマートロックを使用して便利になりましたか』との設問では、「便利になった」が全体の98.0%に上ったことが分かった。

また、『1会議あたりに時間短縮効果はどれくらいですか』と聞くと、「10~20分」が全体の63.9%といった結果も得られている。

こういった結果などを踏まえ群馬県庁は今後、企業が入居するコワーキングスペースのセキュリティシステムを一元化することや、公用車の物理鍵管理のデジタル化も視野に、職員の働きやすさ向上につながる業務効率化を進めていく予定だとしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社ビットキー プレスリリース
https://bitkey.co.jp/newsroom/20241119/

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