61.7%が勤務時間の記録・管理システムを導入
株式会社エイトレッドが、10月29日から11月5日にかけて、病床数200以上の総合病院(大病院)に務めるバックオフィス担当者105人を対象に、「医師の働き方改革」に関する実態調査を実施。11月27日にその結果を発表した。
同調査において、『2024年4月から開始された「医師の働き方改革」への対応が進んでいますか』と質問したところ、「十分進んでいる」が全体の10.5%、「やや進んでいる」が46.7%で、「あまり進んでいない」が15.2%、「全く進んでいない」が11.4%となっている。
「十分進んでいる」や「やや進んでいる」と回答した人に、『取り組んでいる「医師の働き方改革」への対応があれば教えてください(複数回答)』とすると、「勤務時間を正確に記録・管理するシステムの導入」と「当直・夜勤体制の見直し」が同率の61.7%で最多となった。
約4割がペーパーレス化「進んでいない」と回答
前述の質問で「あまり進んでいない」や「全く進んでいない」と回答した人に、『「医師の働き方改革」への対応で課題となっていることを教えてください(複数回答)』としたところ、「人材不足」が最も多く60.7%。「労働時間の正確な把握」が46.4%、「医師への周知」が21.4%と続いた。
また、『院内のペーパーレス化の進捗状況を教えてください』とすると、「あまり進んでいない(30-49%)」が全体の25.7%、「ほとんど進んでいない(29%以下)」が15.2%などとなっている。
「あまり進んでいない」や「ほとんど進んでいない」と回答した人に、『ペーパーレス化が進まない理由を教えてください(複数回答)』としたところ、「紙の方が使いやすいから」が37.2%で最多。「システムの導入コストが高いから」が27.9%、「導入・運用において人材が不足しているから」が25.6%などと続いた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社エイトレッド プレスリリース
https://www.atled.jp/news/20241127_01/
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