本社・本支店と建設現場の全請求書をデジタル化
“出会いからイノベーションを生み出す”をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社(以下、Sansan)が、インボイス管理サービス『Bill One』について株式会社竹中工務店(以下、竹中工務店)に全社導入されたことを12月4日に発表した。
竹中工務店では、全国47都道府県にある1,000以上の拠点で、年間約40万件もの請求書を受領しており、本社・本支店、建設現場事務所でそれぞれ請求書の内容を確認・承認していた。
請求書全体の半数の約20万件は紙で受領し、精査や承認など多くの工数を要していたが、『Bill One』の導入により、請求書受領後の処理プロセスを全てデジタル化。本社・本支店と建設現場の全請求書をデジタル化することで、業務の効率化が期待できる。
紙媒体と電子媒体の請求書の混在が課題
竹中工務店の本社・本支店ではこれまで、年間約10万件の請求書のほとんどを紙で受領し、建設現場事務所では年間約30万件の請求書を受領していた。建設現場事務所で受領した請求書のうち約20万件は、建設業界の電子商取引ネットワーク『CI-NET』を活用してきたが、紙媒体と電子媒体の混在が課題だった。
今回、『Bill One』によって紙の請求書もデジタル化され、全ての請求書処理を自社システム上で一元管理できるようになることで、業務フローが大幅に簡略化される見込みだ。
竹中工務店は地域密着型の取引を多数行っていることから、特に小規模事業者の場合は手書き請求書で受け取るケースもある。『Bill One』は手書きの請求書も99.9%の高精度でデータ化(Sansanが規定する条件を満たした場合のデータ化精度)が可能。取引先に負担をかけず、手書き文字の読み取りやシステムへの手入力などのアナログな作業の削減にもつなげられる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/1204.html
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