マーキュリーが不動産売買契約に電子契約システム『GMOサイン』を導入

書面削減による環境負荷軽減やコスト軽減などを目指す

権利調整事業や不動産開発事業、マンション建て替え事業などを展開する株式会社マーキュリー(以下、マーキュリー)が、不動産売買契約に電子契約システム『GMOサイン』を本格導入したと、12月4日に発表している。

不動産業界においてもデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展によって、電子契約の導入が進められている。

マーキュリーでも契約プロセスのスピードアップや顧客の利便性向上、書面削減による環境負荷軽減やコスト軽減を目指して、電子契約の導入を決定。今回、GMOグローバルサイン・ホールディングスが提供する電子契約システム『GMOサイン』を本格導入するに至った。

不動産業界では大量の紙書類が必要な契約が一般的で、これまでは特に遠方や多忙な顧客にとって契約時の負担が大きくなっていたが、今回の『GMOサイン』の導入により契約締結がオンライン上で完結させられ、顧客にとってより便利な環境を提供できるようになった。

電子契約によるペーパーレス化が環境負荷を軽減

マーキュリーでは『GMOサイン』の導入によって、契約書の確認から署名、締結までをオンラインで完結し、対面での打ち合わせや郵送を不要にした。契約締結までの時間の大幅な短縮を実現する。また、電子契約によるペーパーレス化は環境負荷の軽減にも寄与。紙の使用量削減と、印刷にかかる環境負荷を抑えるほか、書類の保管スペースも不要になる。

これまで契約金額によって印紙税がかかっていたが、電子契約の場合は課税文書に該当しないことから、契約金額に応じた印紙税も不要。印紙代のコストカットも可能となった。

更に同電子契約システムには、タイムスタンプや暗号化技術も採用されており、電子署名法や不動産関連法規といった法制度に完全対応。安全性と信頼性の確保のほか、法的な有効性も担保されているため、安心して利用が可能だ。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社マーキュリー
https://mercury-realestate.co.jp/

株式会社マーキュリーのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000104115.html

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