インヴェンティットが藤枝市役所が『mobiconnect』を導入し業務効率化を推進

デジタル田園都市構想で市民サービス向上へ

リモート管理技術を核としたソリューションベンダーのインヴェンティット株式会社(以下、インヴェンティット)が、提供する法人・教育機関向けモバイルデバイス管理サービス(MDM)『mobiconnect』について、藤枝市役所(静岡県藤枝市)に導入されたと、12月11日に発表した。

『mobiconnect』はパソコンやスマートフォンなど、業務や学校で利用するモバイル端末を遠隔でアプリ配信や設定変更できるほか、紛失時には位置情報取得やロック・データ消去も可能なモバイルデバイス管理サービスだ。

藤枝市役所の介護福祉課では国の「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用し、介護認定審査会のペーパーレス化を推進。同課が最大で月19回行っている「介護認定審査」は、年間で約6万枚もの紙を使用していたため、コストがかかっていたほか、業務効率も悪くスケジュールが後ろ倒しになる原因の1つとなっていた。

そこで、iPadを導入してクラウド上でPDF資料を管理することでペーパーレス化と業務の効率化を実現。審査のスピードを上げて市民サービスの向上も図っている。これらに加え、『mobiconnect』を導入したことで、情報セキュリティの管理も強化でき、配布したiPadの管理を一元化し、紛失リスクへの対応や管理業務の効率化などにつながった。

デジタル技術を活用することで更なるDX化を推進

今回の介護認定審査会の成功事例を受けて、藤枝市役所はほかの福祉部門への展開を計画している。デジタル技術を活用することで更なるDX化を推進し、業務改善と市民サービスの充実、地方創生を目指していく方針だ。

インヴェンティットは、引き続き藤枝市役所のデバイス管理におけるセキュリティ強化やDX推進を支えるため、『mobiconnect』を含めたソリューションなどの提供を行っていくとしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

インヴェンティット株式会社 プレスリリース
https://www.yourinventit.com/news/news2887/

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