いえらぶGROUPが「住まい探しにおける生成AIの利用状況調査」を実施

不動産会社の75.0%、生成AIを業務で未利用

株式会社いえらぶGROUPが11月15日から11月25日にかけて、不動産会社388人とエンドユーザー902人を対象に、「住まい探しにおける生成AIの利用状況調査」を実施。その結果を12月20日に発表した。

同調査で不動産会社に対して『生成AIを業務で利用していますか』と質問したところ、「利用したことがない」が全体の54.1%、「ほとんど利用していない」が20.9%で、全体の75.0%が生成AIを業務で未利用であることが分かっている。

『生成AIの活用において、どのような点が課題だと感じていますか』と質問すると、「利用したことがない」が最多の36.1%。「使いこなせる人材がいない」が19.0%、「応答や生成結果の正確性が不十分」が12.7%、「有料プランなどの利用コスト」が9.5%、「業務での利用ルールの策定が難しい」が8.3%などと続いた。

また、『今後、業務で使いたいですか』と聞くと「利用したい」が全体の21.9%、「どちらかといえば利用したい」が46.9%となった。

「物件紹介や広告文の作成」の業務で最も利用

不動産会社に対して『生成AIを利用する際に感じる主なメリットは何ですか』と質問したところ、「時間の節約になる」が29.0%で最多。「作業効率が上がる」が25.9%、「アイデアや知識の幅が広がる」が18.8%、「専門知識がなくても活用できる」が14.1%、「新しい学びや発見がある」が11.0%といった結果が得られている。

『どのような業務で利用していますか』と聞くと「物件紹介や広告文の作成」が最も多く36.4%。「顧客対応や問い合わせの自動応答」が20.4%、「ブログ記事や画像生成」が15.4%、「契約書や提案書などの書類作成」が13.6%、「市場分析やトレンド予測」が8.6%、「社内教育やマニュアル作成」が4.3%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社いえらぶGROUP プレスリリース
https://www.ielove-group.jp/news/detail-1022

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