施設管理業務のDX化を進める実証に取り組む
株式会社TransRecog(以下、TransRecog)が、提供するWindows用PDF書き込みソフト『AxelaNote』について、東京消防庁の「INNOVATION PROJECT 2024」に採択され、協定を締結したと2024年12月27日に発表した。
東京消防庁では、「デジタル先端技術で消防行政市場をアツくする!!より『安全』『確実』『迅速』な消防・救急活動や、消防行政事務の効率化による、都政のQOS向上」を掲げ、「INNOVATION PROJECT 2024」を展開している。
同庁においてはこれまで、図面修正などのやり取りを手書きで行うことが多く、修正ごとに印刷していたため、月平均300キログラムにも上る廃棄文書が発生するといった課題があった。
そこで今回、同プロジェクトに『AxelaNote』が採用され、施設管理業務のDX化を進める実証に取り組んでいくことが決定した。
図面契約の形式を用いる事業でペーパーレス化を推進
同ソフトは、PDFに透明なレイヤーを重ねて書き込む技術を特徴としており、元のデータを変更することなく注釈や修正が可能。注釈禁止のPDFでも利用できるため、建築業界を中心に高い評価を得ている。
また、PDFの頁入れ替え・削除などができるツール『AxelaMerge』なども併せてインストールできる。
東京消防庁はPDFによって図面の修正前後が容易に確認でき、発注者と受注者間で認識の違いなどが発生しない図面契約が行える契約体制構築のほか、図面契約の形式を用いる事業でペーパーレス化を推進したいと考え、同プロジェクトに『AxelaNote』を採択した。
TransRecogは同プロジェクトで実務上の課題を洗い出し、『AxelaNote』の改善やソフト面/ハード面でのコンサルテーションなどを通じて、課題解決に取り組む予定だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社TransRecog プレスリリース
https://www.transrecog.com/blog/2024/12/27/tfd/
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