SMBが「社内デジタル化による効果と課題」に関する調査を実施

デジタル化が進む業務1位は「文書管理」

株式会社SMBが2024年12月19日から12月20日にかけて、経営者と管理職1,022人を対象に「社内デジタル化による効果と課題」に関する調査を実施。その結果を1月8日に発表した。

同調査において『どのような業務でデジタル化が進められていますか(複数回答可)』と質問したところ、「文書管理」が最も多く57.1%。「勤怠」が52.4%、「スケジュールや予約状況の管理」が52.0%などといった結果が得られている。

『進めようと考えた理由を教えてください(複数回答可)』が、「業務効率と生産性の向上」が58.0%で最多。「情報の共有」が33.9%、「データ活用による経営判断の迅速化」が33.2%などと続いた。

また、『導入したシステムツールについて選定のポイントを教えてください(複数回答可)』とすると、「使いやすさ・操作性」が最多の55.4%。次いで「セキュリティの高さ」が38.2%、「サポート体制の充実度」が31.2などとなり、使いやすさを重視して選ぶ人が多いことも分かった。

デジタル化による業務効率化「30~50%未満」が最多

『デジタル化によって得られた最も大きな成果やメリットを教えてください(上位3つまで)』としたところ、「業務プロセスの効率化」が最も多く43.8%。「業務効率化によるコスト人件費削減」が36.1%、「エラーやミスの軽減」が20.3%などといった結果が得られている。

また、『デジタル化を進めたことで、どの程度業務が効率化されたと感じますか』と聞くと、「30~50%未満」が29.1%で最多。「10~30%未満」が26.9%、「50~70%未満」が24.4%と続いた。

『進めた後に課題だと感じていることがあれば教えてください(複数回答可)』と質問すると、「社員のスキル不足」が最多の34.3%。「コストの増加」が29.8%、「業務プロセスとの不一致」が28.1%などとなった。

(画像はプレスリリースより)

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