過去1年間にセキュリティインシデントありは63.4%
株式会社ドリーム・アーツが2024年11月22日から11月25日にかけて、従業員数1,000名以上の大企業に勤めている経営層および情報システム部の500人を対象に、「情報セキュリティ」に関する調査を実施。その結果を1月9日に発表した。
同調査で『「重要な情報」のセキュリティ対策をどの程度実施しているか』質問したところ、「十分対策している」が全体の52.6%、「おおむね十分だが改善の余地はある」が38.4%で、全体の91.0%がセキュリティ対策は万全と回答したことが分かっている。
『過去1年間にセキュリティインシデントの経験があるか』聞くと、「あり」が全体の63.4%にも上った。
また、『セキュリティインシデントの詳細(複数選択)』について質問すると、「メールの誤送信(内部要因)」が152人で最多。「ランサムウェア攻撃(外部攻撃)」が134人、「マルウェア感染(外部攻撃)」が131人といった結果が得られている。
SaaSベンダー選定で重要視「第三者機関による認定」
『「重要な情報」のセキュリティ対策をどの程度実施しているか』の質問の回答を、役職別に見ると経営層(取締役以上)では「十分対策している」が68.0%、「おおむね十分だが改善の余地はある」が24.0%。
管理職(部長クラス)では「十分対策している」が53.2%、「おおむね十分だが改善の余地はある」が41.5%となっており、自社の情報セキュリティの現状を把握できていないと疑われる結果が得られている。
また、『SaaSベンダー選定の際に重視するセキュリティ対策の観点』について聞くと、「第三者機関による認定(ISMS/SOC)」が1位。「当該サービスの認証方式(多要素認証/PassKey/SAMLなど)」が2位、「先端テクノロジー(TDE/トークナイゼーション/BYOKなど)」が3位などと続いた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社ドリーム・アーツ プレスリリース
https://www.dreamarts.co.jp/
関連するタグ
レスペーパーNEWS関連するワード
情報セキュリティ
おすすめの製品
お客様や年月日別に整理されて、クラウド保存にも対応。
お仕事を楽にするレスペーパーはスキャンから。
出社回帰で起こるオフィスの課題を座席の見える化で解決