製造現場における紙帳票の電子化・ペーパーレス化を推進
株式会社スカイコムが、セキュア・ドキュメント共有システム『SkyPAS AT』の販売を開始したと、1月10日に発表している。
『SkyPAS AT』は、製造現場でPDFファイルに電子化した検査書や、点検表などの帳票に記録した際、「誰が・いつ・何を」記録したかを自動的にデータ保存し、不正改ざんや削除を防ぐ機能を備えたマルチデバイス対応のクラウド/オンプレミス型のシステムだ。
同システムは、『SkyPAS 監査証跡』として、データインテグリティ確保や、GMP記録の電子化を目的として既に医薬・製薬業界で活用されている。今回はこれを基に再構築されたシステムを提供、セキュリティ強化や操作性などの向上が図られている。
製造現場における紙帳票の電子化・ペーパーレス化の推進と、クラウドおよびオンプレミス環境での導入に対応し、業務効率化や生産性向上にも寄与する。
メールで通知する2要素認証やシングルサインオンに対応
『SkyPAS AT』では、操作権限を詳細に割り振ることで、安全な運用が可能。帳票に記されたデータの削除や帳票自体の削除、文書の移動による紛失、破損リスクの解消、改ざん防止にもつなげられる。
また、マルチデバイス対応により、タブレットや電子ペンを使った直感的な操作が可能。紙文書では必要な保管スペースの削減や、紙の経年劣化・汚損のリスクも低減できる。
『SkyPAS AT』の独自機能として複数ユーザーが同時に編集可能な機能「同時編集機能」や、登録した同グループ内のユーザー間で帳票ファイルを回覧できる「回覧機能」を追加。アクセスコードを発行し、メールで通知する2要素認証のほか対応、シングルサインオン「SAML認証」にも対応した。
更にファイルの一人歩き防止に、ダウンロードファイルへのID埋め込みに対応。英語表示も可能となっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社スカイコム プレスリリース
https://www.skycom.jp/news/release/2025/00293/
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