申請から承認完了までの所要時間、73.5%が1日以上
弁護士ドットコム株式会社が2024年9月25日から10月31日にかけて、契約マネジメントプラットフォーム『クラウドサイン』の利用者312人を対象に「社内稟議の実態調査」を実施。その結果を1月16日に発表している。
同調査で『申請から承認完了までにかかる所要時間を教えてください』としたところ、「2~3日」が最も多く52.5%。「4~5日」が14.4%、「6日以上」が6.6%となり、73.5%が1日以上を要していることが分かった。
その一方で「1日以内」が19.3%、「4時間以内」が4.4%、「1時間以内」が2.8%となり、1日以内に終わる割合は26.5%といった結果が得られている。
稟議の手段は全体の80.1%がデジタル
『稟議の手段は何ですか』と質問したところ、「ワークフローシステム」が全体の67.6%、「メールやチャット」が12.5%で、全体の80.1%がデジタルで行っていることが分かった。また、「紙とハンコ」が7.4%、「分からない」が4.8%、「稟議の仕組みがない」が4.5%、「その他」が3.2%となっている。
『稟議の仕組みに課題はあると思いますか』と聞くと「ある」が全体の25.4%、「多少ある」が39.8%、「どちらとも言えない」が16.0%、「あまりない」が16.0%、「ない」が2.8%といった結果が得られている。
更に『課題に感じることは何ですか(複数回答)』と質問すると、「承認完了までに関わる人が多すぎる」が41.0%で最多。
「稟議書作成前の相談や根回しに時間がかかる」が35.9%、「稟議書の作成が必要となる対象範囲が広すぎる」が31.6%、「稟議書の記載事項が大雑把すぎる」と「上司や他部署のチェックが甘すぎる」が同率の19.7%、「稟議書の記載事項が細かすぎる」が18.8%、「上司や他部署のチェックが厳しすぎる」が9.4%などと続いた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
弁護士ドットコム株式会社 プレスリリース
https://www.bengo4.com/corporate/news/article/93mglzdw3/
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