オンプレミスからSaaSへの乗り換え、決め手は「属人化解消」

移行理由1位「システム保守・管理の属人化をなくす」

jinjer株式会社が1月16日から1月20日にかけて、企業の経営層および人事担当者236人を対象に「オンプレミス型システムからSaaSへの乗り換えに関する実態調査」を実施。1月27日にその結果を発表している。

同調査で『オンプレミスからSaaSに乗り換えたシステムを教えてください(複数回答可)』としたところ、「勤怠管理システム」が27.1%で最多。「人事管理システム」が25.4%、「給与計算システム」が23.7%などとなった。

『乗り換えた主な理由を教えてください(複数回答可)』とすると「システム保守・管理の属人化をなくすため」が最も多く49.1%。

「機能改修や運用・保守にかかる費用や工数を抑えるため」が35.2%、「リモートなど、従業員の働き方に柔軟に対応する必要があったため」が31.5%などと続いた。

51.8%がSaaS導入後「満足」と回答

『導入後、全体的な業務効率化をどう評価しますか』と質問したところ「非常に満足」が7.4%、「おおむね満足」が44.4%で、51.8%がSaaS導入後「満足」と回答したことが分かった。その一方で「あまり満足していない」が10.2%、「非常に不満」は0.9%となっている。

『満足している理由を教えてください(複数回答可)』とすると、「運用・保守のコストの削減ができた」が最多の42.9%。「システム保守・管理の属人化を解消できた」が35.7%、「リモートワークなど、多様な働き方を実現できた」が33.9%などと続いた。

また、『不満に感じている理由を教えてください(複数回答可)』としたところ、「カスタマイズ性に制限があり、できないことが多い」が最も多く36.5%。

「他の既存システムとの連携・統合が複雑」が26.9%、「運用にあたり必要機能が不足している」が17.3%などといった結果が得られた。

出典元:jinjer株式会社
(画像はプレスリリースより)

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